子供の自分と大人の自分
自分で作ったトリートメントボトルを飲み終えてから、子供の頃に感じていたことをたびたび思い出すようになった。
よく思い出すのは、3歳から6歳くらいに起きたこと。その時期に親の離婚と再婚があったので、私の人生の中では1番不安定な時期だった。
保護者が変わると同時に引っ越しがあり、生活に慣れたと思った頃にまた新しい変化がやってきた。大人に振り回される理不尽さを感じていたように思う。
思い出すということは、心の奥深くにしまっていた感情を手放すチャンスがきたということだ。
「そうそう、あのとき辛かった。嫌だったんだよな。」
という感じで、思い出すたびに受け止めて共感するようにしている。
この受け止めと共感というのはとても簡単なことなのだけど、ときどき大人の自分が邪魔してくることがあり、それが厄介だ。
例えば、母に対する不満が出てきてそれに共感していると、「母は母で大変だったのだろう、理解してあげないと。」という大人目線で諭す自分が現れたり、「これまで育ててくれたのだから親に感謝すべきだ。」という倫理観を振りかざす自分が現れたりする。
こうなってくると、子供の自分の声が聞こえにくくなってくるので注意しなくてはならない。
そこで対策として、大人の自分には次のような対応をすることにした。
大人の自分の意見をメモに残し、「あなたの意見はメモしておきました。きちんと受け止めますから安心してください。」というスタンスで認める方法だ。
実際、ここで現れた大人の自分の意見は、自分が持っている思い込みを教えてくれているので、メモする価値があると思う。
大人の自分がくれた意見をテーマにして、次のトリートメントボトルを作るのもいいかもしれない。
それから、子供の頃にできた傷と向き合うのは感情的につらいことがあるので、こういうときは優しいフラワーエッセンスにサポートしてもらうことにしている。
今回は、アラスカンエッセンスのローズクォーツや、コーリングオールエンジェルズがサポーターだ。
癒やしの旅にはきっと終わりがない。だから、焦らずゆっくり進めていこうと思う。